2008年 04月 02日
ちりとて感想
もともと私はドラマだと途中の紆余曲折が好きな方で、
最終回に向けて皆良い人になって大団円・・・って雰囲気になってくると、
少し冷めてしまうほう。
んで、ちりとてちんだが。
前半はすごく面白くて共感できたけど、
後半は主人公に都合良過ぎてちょっといまいちに感じた。
創作落語にあまり苦労したように見えないところとか。
常打ち小屋建ってからそれほど苦労なくお客さんが入ったなーとか。
最後に喜代美が落語家を辞めちゃうってのには、
気持ちは分かるがガクっとした・・・・いや気持ちは分かるが・・・。
師匠に弟子にしてもらう時の家族を巻き込んでの騒動とか、
師匠が死ぬ間際、あんなに喜代美の事を気にかけてたのにな、
とか思い出すと、ちょっと切ない。
皆、喜代美がそんなにまでも落語家になりたくてなったから、
応援してたと思うんだよね。
(同様に弟くんが、
博物館の学芸員なりたさに腰掛程度に小学校の先生になる・・・
という展開も、あまり納得出来なかったなー)
視聴率も良くなかったみたいね。
朝ドラの王道って、けなげなヒロインが周囲のいじめに耐えに耐えて
最後に幸せをつかむ・・・って感じだったと思うんだけど、
今回のドラマは、最初から周囲の人が良い人ばかりだったってのが
(私的には面白くもあったけど)受け入れられなかったのかな。
さて、新しい「瞳」だけど、どうなりますかね~?
by sprewell8_daisuki
| 2008-04-02 15:30
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