2014年 03月 16日
シアタスカルチャー ボリショイバレエ団「ジュエルズ」
そこで、ボリショイの「ジュエルズ」を上映するというので、
会社を休んでユーカリが丘まで行ってきました。
ジュエルズとは、バランシンが振りつけたバレエの一つです。
NYの宝石店のディスプレイをイメージしていて、
エメラルドは、パリ(ロマンディック・バレエ)
ルビーは、NY(ミュージカル)
ダイヤモンドは、ロシア(クラシック・バレエ)
を表現していると言われています。
バランシンの振付は、ストーリーがなく、
音楽を、音楽そのものを踊りで表現しています。
じっくり見るのは初めてでしたが、面白かったです。
徐々にクレッシェンドして音楽が盛り上がる部分などは、
さざ波のようにダンサーがポジションを変えながら順番に
踊って行くので、視覚でも盛り上がりを感じられます。
ラントラートフの笑顔と、
シプリナの妖艶かつ力強く正確な踊りと、
スミノルワとチュージンのシンクロ具合が
印象に残りました。
特にスミノルワとチュージンの音楽性の良さというのかな、
音にぴったり合った動きは素晴らしかったです。
シプリナは、ルビーの美味しいところを全部持ってったという感じで、
堂々としていてつい目がそこへ引き寄せられるようでした。
振付 : ジョージ・バランシン
音楽 :
ガブリエル・フォーレ(エメラルド)
イーゴリ・ストラビンスキー(ルビー)
ピョートル・チャイコフスキー(ダイアモンド)
エメラルド:ウラディスラフ・ラントラートフ、アンナ・チホミロワ
ルビー:エカテリーナ・クリサノワ、ヴャチェスラフ・ロパーティン、エカテリーナ・シプリナ
ダイヤモンド:セミョーン・チュージン、オルガ・スミルノワ
by sprewell8_daisuki
| 2014-03-16 11:40
| 舞台