キエフバレエ くるみ割り人形 12/23

娘がスキーに行って不在なので、一人で見て来ました。


2012年12月23日(日・祝)13:00開演
東京国際フォーラムホールA
<キャスト>
クララ カテリーナ・チェブィキナ
王子 ヤン・ヴァーニャ


キエフバレエは、デニス・マトヴィエンコが芸術監督をしています。
マトヴィエンコは、去年、グルジア国立バレエの日本公演で、ニーナ・アナニアシヴィリと白鳥の湖で共演していました。

今回のくるみ割り人形は、若手中心のキャストです。


今まで、くるみ割り人形って、ちょっと舐めてたんですよね。
どうせ子供向けだろう、と。
チャイコフスキー三大バレエの中でも、時間も短いし後半はストーリーらしいストーリーもないし、DVD見ててもいつも眠くなるよな、と。

しかも、マリインスキーやボリショイほど知名度が高くないキエフバレエだし。



ところが…やはり生の舞台は素晴らしかった。

まず音楽。
有名な曲ばかりだし、キエフバレエのオケは透明感溢れる演奏で、くるみ割り人形の前奏曲にピッタリ。
前奏曲、第一幕のマーチ、第二幕のロシアの踊り、金平糖のパドドゥの曲が好きだな。

んで、キャストも。
クララ役のチェブキナは、金髪の美人さんで、可愛らしかった〜。
くるみ割り人形役のヴァーニャは、キリッとしたイケメンで、背も高く格好良かったです。
途中、クララがぐらっして振り付けの一部を抜かした?と思われる場面が有ってすこし焦ったけど。

最後の金平糖の踊りのところで、王子の姿のくるみ割り人形と嬉しそうに生き生きと踊るクララを見てて、
ああ、くるみ割り人形はクララの理想の王子様なんだな、これは本当にクララの夢の中なんだ、って急に心に迫って来て泣きそうになってしまった。

つまり、年頃の女の子の多くが、いつか王子様が…みたいな妄想をする事が有ると思うんだけど、これはその夢なんだな、と自然に思えたんだよね。
クリスマスの夜に親や友達と夜更かしして、その後に見た夢。
そこで、理想の王子様と一緒にお菓子の国を旅して、完璧なお姫様(金平糖の精)として王子様と踊って、そんなすごくすごく楽しい夢なんだ。
夢を具現化した舞台。夢のような舞台。

そう分かったら、そんな年頃はとうに過ぎてもはや夢も希望もないおばさんになってしまった自分と比べたのかなんなのか、いろいろ込み上げて来てしまったんだよね。
老若男女、全ての人がその夢を素晴らしい音楽と共に体験出来る。
クリスマスに相応しい。

とにかく、感動した!


そして、マンドゥディアオのボーカルの弟達が作ったバンド、シュガープラムフェアリーってバンド名は、この金平糖の精の事じゃん!って気付いたら、また少し泣けた。
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by sprewell8_daisuki | 2013-01-03 23:48 | 舞台