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親子で楽しむ 夏休み親子芸術劇場

昨日見に行きました。

2012年 親子で楽しむ 夏休み親子芸術劇場
http://www.tokyointernationalballetcompany.com/

8月19日(日):眠れる森の美女全幕
[場所]めぐろパーシモンホール大ホール
[主演]玉井るい(ウイーン国立歌劇場)
    マリアン・ワルター(ベルリン国立バレエ団)
    ライナー・クレンシュテッター(ベルリン国立バレエ団)
    阿部麻依子(チェコ国立バレエ団)

冒頭の小品は少しだるかったですはい。
それとやっぱりテープ録音は残念です。仕方ないけど。

いきなり眠れる森の美女の序曲が始まります。しかもかなりテンポ早い。

王様と王妃様の衣装が白とロイヤルブルーで格好いいな!と思って、オペラグラスで良く見たら、王様の髭がどうみても描いてあるようで少し興ざめ(笑)せめて付け髭にして欲しいなーと。

式典長、大げさな演技で面白いです。
しかも、舞台中央でリラの精たちが生まれたてのオーロラ姫に贈り物をして踊ってるのに、王様の玉座の背後から名簿を手に何度も出て来て、何度も王様に話しかけてうざがられてたり、芸が細かいです(笑)
カラボスが式典長の髪の毛を何回もむしる演出も大好きですね(一回で全ヅラが取れるのはつまらない)。

カラボス、ガタイの良い男性なのにトゥシューズ履いて踊って回ってなかなか素敵です。

リラの精、カラボスが何かしようとするところをビシッと片手で制するポーズがめちゃ格好良い!
凛としてて、悪の象徴カラボスよりも力が上というのを見事に示していました。
後で娘も同じ事を言ってました。

えーっと、事前調査が十分でなかったのですが、この舞台はどこかのバレエ教室の発表会も兼ねていたのですね。
あちこちで子供が出てくるんですよね。
しかも女の子ばかり。男の子はたぶん一人だけ。
花のワルツはもちろんのこと、お小姓の格好だったり、カラボスの手下だったり、第三幕では親指小僧だったり。

オーロラ姫の誕生日、ちゃんと求婚者が4人出て来て安心しました。
オーロラ姫の玉井るいさん、すらっとしてて良いですね。
ローズアダージョも難なくこなしていました。

倒れたオーロラ姫を豪華な寝台に寝かせる演出はなくて、奥へと運んで行きました。
そのせいか、王様王妃様はじめ全員が寝てしまうのが分かりにくかったです。

第二幕はやはり短め。
デジレ王子、なかなかイケメンです。
それとグラン・ジュテ(最近覚えた言葉。片足で踏み切りもう一方の足で着地するジャンプのこと)の着地の音が柔らかかったですね。
けど、最初の方があっさりし過ぎてて、なぜデジレ王子が一人になりたかったのか、良く分からない。
勝手にお付きが帰って、王子はうろうろして胸に手を当てて切なそうにしててこの人病気?何?みたいな(笑)

そこへリラの精が登場して、オーロラの幻影を見せて王子は一目ぼれ。
相変わらずトゥシューズ履いて威勢よく踊ってるカラボスを剣で倒す王子。
眠ってる王様王妃様とおつきの人3人くらいしか居ない中、オーロラ姫を見つけたデジレ王子。
王子キスして姫が目覚めて音楽も盛り上がって、そして切れ目無く第三幕へ突入します。

第三幕は、ちゃんと青い鳥のヴァリエーションがあったので満足です。
ブリゼ・ボレ(ジャンプして足を細かく打合せるのを両足交互にやる)素晴らしかったです。
でもこの青い鳥、かなり胸毛がすごく・・・よりによってなぜあのような胸元の開いたデザインの衣装なのか?理解に苦しみます(笑)

長靴を履いた猫と白い猫、白い猫の女性はかなり小柄なのに肉感的でコケティッシュ。まさに雌猫って感じ。
白い猫耳付けてるのがこれまた何ともエロい。

赤頭巾ちゃんと狼は、カールの利いたロングヘアにロリータ風の赤いフリル付きヘッドバンド(?)のガーリーな格好が可愛らしく、子供の目が釘付けでした。

シンデレラが出てこない代わりに、親指小僧が沢山でてきて可愛らしい踊りを披露。
真ん中で踊る子供は、確かに他の子より足がすっと上にあがってました。
やはりセンターを張れるとはこういう事なんでしょう。

オーロラと王子のバドドゥは、マリインスキー・バレエマスターの指導のせいか、フィッシュダイブは最後一回のみ。

最後のアポテオーズまでやってくれて大満足!
やっぱり最後はリラの精と共にこの曲で締めて欲しいですね〜。
by sprewell8_daisuki | 2012-08-20 17:23

母子家庭でバカ騒ぎしてる毎日です。

by sprewell8_daisuki