東京バレエ団「ラ・バヤデール」

東京バレエ団の「ラ・バヤデール」、土曜日に見に行ってきました。


ニキヤは上野水香さん、
ソロルはマシュー・ゴールディングさん。

この舞台では公演によって2組のキャストが踊るのですが、
今回の震災の影響か?どちらのソロル役も変更がありました。

今回は上野水香さん目当てで土曜の公演にしたのですが、
なんともう一組の方のソロル役がイーゴリ・ゼレンスキーさんに変更とか!
我が家にあるDVD「白鳥の湖」の王子役の人ですな。
うーこちらも見たかったー。


さて、「ラ・バヤデール」とは、インドを舞台にしたバレエ。
勇敢な兵士ソロルと舞姫ニキヤは秘めた恋仲なんだけど、
大僧正はニキヤに横恋慕している。

兵士として優秀なソロルはラジャ(王様)に娘の婿にと見初められる。
大僧正はラジャにソロルとニキヤの中を告げ口する。
ラジャの娘ガムザッティはそれを物陰から聞いていて、
ニキヤを呼び出し「ソロルと別れて!」と迫る。
もみ合ううちにニキヤは短刀を手にしてガムザッティに掴みかかろうとする。
短刀を取り落として逃げるニキヤ。
侍女にニキヤを殺せと命ずるガムザッティ。
怖い。

ソロルとガムザッティの婚約を祝う宴でニキヤは舞姫として舞う。
そこでソロルからだと花かごを例の侍女から渡される。
しかしその花かごには毒蛇が仕込まれていて、ニキヤは死んでしまう。

ソロルはショックと罪の意識からアヘンを吸い、幻想の世界へと漂う。
そこにはニキヤの幻が現れ、2人で愛を誓う踊る。

目が覚めたらもう結婚式の朝。
大寺院の前で結婚式が始まるが、ソロルにしか見えないニキヤの幻が現れて、
ソロルを責めるかのように翻弄するように踊る。
ソロルはニキヤと踊ったりガムザッティと踊ったりする。

最後に大僧正の前でソロルとガムザッティが永遠の愛を誓う。
偽りの愛の誓いに怒った神様が大地震を起こし、大寺院は崩壊。
あの世でソロルとニキヤはようやく結ばれる・・・・。



なんで坊さんが恋するんだとか、
ラジャがカーストの違う兵士に娘を嫁がせるはずないとか、
突っ込みどころは沢山あるのですが。
せつないお話でした。

ニキヤもガムザッティも幸せになれなかった。
ソロルが情けない男なのが良くないです。
アヘン吸って苦悩してても、ちぃーーっとも同情する気になれません。

上野水香さんのニキヤは素晴らしかったです。
ちょっとエキゾチックな顔立ちに、インド風の衣装が似合っていましたし、
ニキヤがこの世のものではなくなってからの踊りが、
ちっとも重さを感じさせないというか、本当に幻のようでした。

ソロル役のマシュー・ゴールディングさんは背の高いダンサーで、
同じく背の高い(であろう)上野さんと合っていました。
勢いの良い踊りで、ジャンプも高かったです。

後、すごく良かったのが、第二幕の「影の王国」での群舞ですね。
一挙手一投足がぴったりと合っていて素晴らしかったです。

娘も喜んでいました。
特に第一幕はパントマイムが多いので、筋も良く分かったみたい。
事前にDVDで予習しておいたのも有効だったようです。
後半の心理の動きは子供向けじゃない感じしますが・・・。

やはり、バレエって面白い!
また行きたいなーー。


ちなみに、この日はお昼前に大きな地震があったのですが、
そのせいか15時過ぎても始まる気配がなく、やおら支配人が登場し、
オーケストラの指揮者が遅れていてまだ到着してないとかで、
コンマスが振る、という説明がありました(;^_^ A

その10分後くらいに、また支配人が出てきて、
指揮者が無事に到着しました!との事。
いつもより大きな拍手で迎えられていました(^―^)
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by sprewell8_daisuki | 2011-04-18 11:11 | 舞台